トイレ2.0(笑)

これは面白い発想だ〜

 そう考えてみると、世の中にはこんな「誰でも気軽に落書きをして良い場所」が、もっとたくさんあっても良いのではないだろうかと思えてくる。どこの公衆トイレも、個室での落書きには頭を悩ませているはずだが、いっそのこと「落書き」を人間の本能と認めて、全ての個室に落書き用の大きな紙を張っておけば良いのではないだろうか(ただしペンは持参)?一ヶ月に一度新しい紙に取り替えれば掃除の手間はいらないし、それを外に張り出しておけば良いアートにもなる。ユーザー参加型の公衆トイレ、まさにトイレ2.0だ。

 「東急ハンズのトイレに行けばどうどうと落書きが出来るし、後でアートとして展示される」とうわさになれば集客効果も上がるはず。企画を採用していただければ、私が不定期に東急ハンズのトイレの「どこか」にメッセージを残してからこのブログでそれを告知するという「落書きハンティングゲーム」をしても良い。それだけだと効果は小さいが、それをマネをするブロガーが必ず出てくるので、バイラルマーケティングの効果であっというまに広まる、という作戦だ。


 東急ハンズ自身の店舗でこの企画を実行し集客効果を狙いつつ、同時に「個室トイレ専用落書きボードセット」を販売する、というビジネスも当然ありである。必要であればトイレの清掃会社とタイアップして、清掃サービスの一環として落書き用の紙の定期的な張替えサービスも提供すれば、安定した収益も得られる。トイレの落書きを文化として定着させることに成功すれば、落書き専用のペンセットだとか、女子高生向けの絵文字のハンコだとかシールのビジネスもありそうだ。トイレの落書きだけで結構大きなビジネスになりそうな予感がする。